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最近、「歯が白くなる」ということで『ホワイトニング』という技術が有名になって広く行われるようになりました。
でも歯の色に悩んでいる人全てが、ホワイトニングで悩みが解決するのでしょうか?
変色・着色の原因によって対処法が異なります。ご自分で気になっている歯の色の原因を正しく調べてもらって、適正な処置を受けるようにしましょう。
- 上記の1と2の対策としては、
スケーリングと呼ばれる歯垢・歯石取りを受けていただき、さらに ポリッシングという着色落としやPMTCと呼ばれるクリーニングを受けていただくと効果的です。普通の着色だけならポリッシングで大抵きれいになります。PMTCには非常に粘着度の高いバイオフィルムという細菌膜を除去する効果もあり、歯垢・歯石の再付着を遅らせます。
- 3の対策としては、虫歯の適切な治療を受けましょう。
- 4の対策としては、
レジン樹脂はどうしても時間とともに変色しやすいので、あまりにも目立つようなら交換することをお薦めします。 詰め物やかぶせ物の金属イオンの沈着は、金属イオンの流出の少ない高品質の金属、あるいは金属を使わないセラミックに交換します。
- 5の対策としては、
エナメル質が減って、黄色く見える象牙質にレジン樹脂を詰めます。歯ぐきの後退が伴っている場合は、歯ぐきの手術で象牙質を覆ってしまう方法もあります。
- 6の対策としては、
壊死した神経が残っている場合は、神経を除去してもらいましょう。その後にホワイトニングという漂白処置を受けてください。神経を除去せずにホワイトニングを受けることもできますが、神経の壊死組織自体が着色原因にもなりますので除去を受けた方が確実性は高くなります。
ただし虫歯部分が多く、健全な歯質が少ない場合はセラミック系のかぶせ物(いわゆる“差し歯”)を装着した方がいいでしょう。
- 7と8の対策としては、
ホワイトニングでは難しくなってきます。テトラサイクリンによる縞(しま)模様は少しは白くなりますが、縞(しま)が消えるわけではありません。縞(しま)のない部分と同じ明度の白色にはなりません。
エナメル質の形成が不完全な方には、ホワイトニングに使う漂白剤は歯質をさらに弱体化させてしまいます。 いずれにせよ確実性の高いのは、セラミック系のかぶせ物、あるいは歯の表面だけを最小限に削って貼り付けるラミネートベニアを装着する方法となります。
美しい口元は、歯の色だけではなく健康で引き締まった歯ぐきも大事ですね。いくら白い歯でも歯ぐきがブヨブヨで真っ赤、あげくに口臭でもしたらイメージダウン。
次回は、歯ぐきや歯周病についてわかりやすくご説明します。 |