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虫歯や歯周病はプラークが原因?プラークの正体と2つの対処法

虫歯や歯周病に深い関係があるプラーク。

今回は、その原因やについてお話ししたいと思います。

プラーク(歯垢)とは?

歯垢とは、食べ物の粒子がエナメル質に詰まった後、歯の表層に付着する白い付着物のことです。歯垢は食後8時間以内に発生すると言われています。1ミリグラムの歯垢には、300種類、約1億個の細菌が生息しています。口腔内はミュータンス菌(虫歯菌)や乳酸菌の活動により酸性を呈し、歯のカルシウムを分解し始めます。このように、歯質中のカルシウム濃度が徐々に低下していくことを「脱灰」といいます。脱灰が表面だけ、あるいは短時間で行われ、プラークが速やかに除去されれば、歯は再石灰化し、正常な形態に戻ることができます。しかし、脱灰が進行して歯が劣化し始めると、その影響を元に戻すことはできません。特に砂糖の摂取は、歯垢の生成を早め、酸の生成を誘発し、虫歯になりやすい状態を後押ししてしまうのです。

プラークコントロールの重要性

プラークコントロールとは、むし歯や歯周病の主な原因となる歯垢を速やかに除去し、歯垢が歯に蓄積するのを防ぐことです。歯垢は、糖分を餌とする虫歯菌の有害な副産物で、歯石へと進化し、重度の虫歯や歯周病を引き起こします。そのため、歯垢が歯石に変化する前に、歯垢の増加を抑制するプラークコントロールが重要です。このプロセスには、セルフプラークコントロールとプロフェッショナルプラークコントロールの2つの方法があります。

プラークコントロールには2つの方法がある

プラークコントロールには2つの方法があります。

  • セルフプラークコントロール
  • プロフェッショナルプラークコントロール

それぞれ解説していきます。

セルフプラークコントロール

セルフプラークコントロールとは自身で行うプラークコントロールのことです。

歯ブラシによるセルフプラークコントロール

虫歯の主な原因であるプラークを効果的に除去するためには、患者さんが日常生活の中でセルフプラークコントロールの対処法を実践することが必要です。歯磨きはその一環であるが、ただ漠然と行うだけでは不十分であり、フッ素入りの歯磨き粉と正しい状態の歯ブラシを使用し、正しくブラッシングすることが必要である。

歯間ブラシによるセルフプラークコントロール

歯ブラシだけでは、歯と歯の間の歯垢を取り除くことができず、見苦しい汚れが残ってしまうため、歯を磨く際には歯ブラシ以外の方法を用いることが最も重要です。そのため、歯間ブラシなどを使って、歯の隅々まで歯垢を取り除くことが望ましい。

食生活の改善によるセルフプラークコントロール

食生活を改善することも、お口の中のプラークを整える方法のひとつです。歯垢は、糖分の多い食品を摂取すると口腔内に蓄積されます。歯垢が少なければ、唾液の洗浄力と酸味の軽減力が発揮されますが、歯垢が多いと唾液の洗浄力だけでは足りません。歯垢を増やさないためには、食生活を改善し、一口一口をよく噛んで、洗浄作用のある唾液の分泌を促進するようにしましょう。

プロフェッショナルプラークコントロール

プロフェッショナルプラークコントロールは、主に歯科医師による歯のクリーニングを指します。歯科医師による専門的な歯のクリーニングでは、歯磨き後に残る歯垢が固まった歯石を除去したり、コーヒーや紅茶などの飲み物でついた汚れを落としたりしてくれます。歯石の除去を怠ると歯周病が進行し、歯肉炎と呼ばれる炎症を起こして歯ぐきが腫れてしまうことがあります。この病気を長期間放置すると、歯槽骨が溶けて口臭が発生したり、歯の安定性が低下したりします。また、タバコやコーヒー、赤ワインなどによる歯の汚れは、歯垢の蓄積を招き、口腔内の衛生状態を悪化させます。歯周病や虫歯を予防するために、歯科医院での定期的なクリーニングをお勧めします。